変化を感じ取るための感覚を磨くことについて思うこと

今回はちょっと重そうなタイトルですが、個人的に思うことがあって書いています。

自分自身、長年慢性腰痛に悩まされてきてその間様々な病院・整体院・整骨院・カイロなどなど方々を転々としてきました。そのどれもが自分にはしっくりこなかったのだと思ってはいますが、今施術をさせていただく側になって思ったことがあって。

それがタイトルの「変化を感じ取れているか?」ということ。実際にお客様に施術をしていく中で、確実に可動域が広がるお客様がいます。例えばあまり上がらなかった肩が上がるようになったとか。

しかし、残念ながらそのことに気づかない人。気づかないというか「ピンとこない」という感じの方もそこそこいるなぁという印象です。こちらの伝え方次第で理解できることもあるのですが、何分その人の感覚に頼るところが大きいので理解できるようになるまでに時間がかかるんだなぁというのが実際のところ。

施術前後の写真を見ていただいて「ほんまや!」となる方もいれば、写真ではわかりやすい変化がでておらず「………」という人。そうなるとどうしてもそこで終わってしましますからね。

そんな時にもし、この改善にピンときてもらえて、後数回来てくれたらもっと良くなりそうなんだけど…という己の力不足に残念な気持ちになってしまいます。

そもそもどうやってその感覚が磨かれるのか?

これに関しては「知る」ことが一番大事だと個人的には思いますし、多分間違いないでしょう。どういうことかと言えば、そもそも自分の腕がどこから始まっているのか?この部分にはどんな骨があるのか?どこからどこに筋肉がついているのか?そういうことがおぼろげにでもわかる人とそうでない人では感じ方が違うと思います。

要するに自分の体に興味があるのか?だと思います。もちろん何の興味がなくても気づける人もいるとは思いますが、知っている方が感覚は鋭いと思います。

料理を食べて味の違いがわかるための知識みたいなものと一緒かなって。「なんか甘いなぁ。」が「隠し味にはちみつ入ってるんかな?」となるように、さっきまで上げにくかった腕がスッと上がる気がするのは「肩甲骨のあたりが楽になった気がするから?」みたいな。

そこでこういうことを少しでも知ってもらえないものかと考えて,サロン内で姿勢を軸にエクササイズとお勉強を交えたワークショップをスタートしました(^^)

「自分の体を知ろう」健康の基礎は自分の理解から

と題してスタート。初回は「Shoji式エクササイズと猫背について」ということで、姿勢についての簡単な知識と猫背について。そしてShoji式エクササイズを一緒に体験していただき、体を動かしながら自身の体に目を向ける。そんなカリキュラムを全5回で展開していきます。

このブログから興味をもってどうやって参加するの?の問い合わせが来る日を期待しつつ(^^)本日はこの辺で失礼します!

ワークショップに関する問い合わせは当ブログへコメントをよろしくお願いします(^^)

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