姿勢とストレスの関係についての基礎知識(ストレスとは?)~前編~

いやぁ今日も暑い!僕は現在まだ兼業をしている都合上朝が早いことが多いのですが、(3時起き)4時頃に家を出ても全然涼しくないんですね(^^;)

日によっては多少涼しくなってきたかな?と思うんですが、また翌日には戻る…を繰り返している感じでなかなか秋に向かう気配がないのが現状ですね。

さて、本日は姿勢とストレスの関係について書いてみたいと思います。最近身の回りで”そもそもストレスって何?”みたいな話が出たので、”ストレスってなんじゃいな?”から解説してみます。

このストレスという厄介なものは多くのことに影響を及ぼすため、ストレスで頭が痛くなるとか胃が(お腹が)痛くなる。その他にも、腰痛が悪化するなどストレスとの因果関係が認められているものも多く存在します。

実際に仕事場に行くと痛くなるが家に居るとなんともない。なんて事例もよくあるようで、ストレスとホルモンの作用や神経に関する解説などは調べればいくらでも出てきます。

では皆さんはそもそもストレスを感じるとなんで痛みが出るの?って考えたことはありますか?ストレスって物理的な物がぶつかるから痛いとかそういうことではないじゃないですか?

じゃあなんでなん?って。今回は初歩的なお話ではありますが、知らない人にとってはそういうことやったのか!?というお話です。

ではストレスって何?

まずは完全な定義があるわけではないですが、色々調べると大体このような定義になるようです。

ストレスとは、身体的または精神的な負担や圧力に対して心身が反応する状態

これには外的要因(仕事・環境・対人)や内的要因(不安・自己評価)などがありますと。

ここまではOKですかね?ただ、肝心の「だからなんで痛いの?」はまだ出てませんからね。

まずこのストレスという目には見えない負荷みたいなやつが自分の体にかかってきますと。

そうすると、コルチゾールやアドレナリンと言ったホルモンが分泌されます。

コルチゾールは血糖値の上昇を引き起こしたり、アドレナリンは心拍数をあげたり、血圧を上昇させたり「体を素早く動かせるように」準備します。

このようにストレスに対して脳が「ストレス感じてるで〜!!」とホルモンの分泌を促すんですね。

ちなみにコルチゾールなどは主に腎臓(副腎皮質・副腎髄質)から分泌されます。

でもさっきのホルモンの説明だけ読むとなんかむしろ「強くなりそう」な感じしません?(笑)血圧とか血糖が上がってとかめっちゃ戦うモードじゃないの?みたいな。(僕だけですかね?)

それの何があかんの?

一時的に「がんばれ〜!!」という状態になるのは悪くはないんでしょうが、慢性的にストレスを感じることで、この機能がずっと働いちゃうことが問題なんですよね(~~;)

長く続くとどうなると思います?血圧が上がるってのは血管というホースに勢いよく血液が流れている状態です。その司令官は心臓ですよね。

ということは、ガンガン活動する心臓君に負担がかかる。ドンドン勢いよく血が流れてくる血管君にも負担がかかる。これはよろしくない。

それくらい知ってるで!と言われそうですが、よく言われるところの心臓病とか脳卒中なんて病へのリスクもガンガン上がるわけですね。ストレス怖いですよね…

痛みとの関係は?

そう。そこ気になりますよね?ストレスが悪いのはわかったけど、なんで痛みが出たり増したりすんの?って部分。そこの説明がまだなので。

先述のコルチゾール。こいつが過剰に分泌されると、免疫機能が抑制されるんですよね。そうなると体の中で「炎症反応」が起こりやすくなるんですね。

炎症反応って何?って方もいますかね?これはまた今度にします。脱線しまくりになるので(^^;)とりあえず「腫れて痛くなる」みたいなイメージでOKです。

それだけではなく、長くストレスにさらされることで、筋肉の緊張状態が続いてしまい筋肉が硬くなる。そのせいでまた痛みが出る。そんなループがあるんですね。

そこで、姿勢を改善することで痛みの改善・ストレスの軽減ということにつながるという部分があるので紹介したい。というわけです!!

やっとここまできましたね(^^;)想定以上に長くなってしまったので、姿勢との関連についてはまた明日書きたいと思います。

では明日の続きをお楽しみに!今日もありがとうございました!

    PAGE TOP